しんどいねん スクールスタッフ日記

テニスの調子が非常に良いのです。
東北選手権の時に掴んだ感覚が
すごくよいようです。
このまま、来年のAllstar　Classicまで
継続してほしいなぁ。（多分また落ち込むんだろうな）

掴んだ感覚って、
ただ低く姿勢を保って打つなんですけどね。

前にも書いたと思いますが、
コーチをやっていると、自分のテニスは
何気ない基本的なことを忘れてしまいがち。
でも、そこってけっこう重要。

リターンに悩んでいた時、してはいけないことを
1つ1つ省いていったら行き着くところは
基本的なことでした。

試合に出ると、結果を要求される。
試合に出ると、良い結果が欲しい。

そうやって、追い込まれた時
真剣に考え取り組み、自分の今持てる力の
最高を搾り出そうとする。
そこで自力を底上げできるのです。

みなさんも、試合に出ることを薦めます。

試合に出れば刺激をもらいます。
嬉しかったり、落ち込んだり。
でも、落ち込んだほうが、ステップアップの
大チャンスです！

落ち込めば皆さんには、
コーチがいるじゃないですか。
落ち込んだ原因を必ずクリアしてくれますヨ。

安心して試合にグ～、じゃなくゴーです。

この4月から全日本ベテラン選手権出場を
目標に試合に出ることを決め
頑張ってきました。

全日本に出場するためには、
試合で勝ち得たポイント合計が
上から数えて16番目までに入らなければ
いけません。つまり16組の出場となるわけです。

まだはっきりしたわけではないですが、
どうやら我々は、17番目のようです。
しかも16番目とはあと数ポイント差です。

あと1回多く勝っていれば16番目以内に
入れたのでした。---残念！！

でも振り返ってみても、あと1回勝てそうな試合は
本当に無かった。だから悔いはありません。
すべてが上手くいっての話ですから
これ以上は望めません。

私をベテラン大会に誘ってくれたパートナー、
そしてパートナーと引き合わせてくれた
元アルバイトコーチに感謝です。

もちろん、試合出場に関してサポートして
くれた周りのスタッフにも大感謝です。

ベテラン大会出場初年度としては
十分過ぎる結果を出せましたが
来年はというと、事態がどう変化しているか
わかりません。

仕事が忙しくなり
試合に出る余裕が無いかもしれません。
大きなケガをするかも知れません。
その他いろんなハードルが出てきます。

今年の結果を見ると夢の全日本ベテラン出場は
すぐそこまでのようですが
実は、まだまだ手の届かぬところに
あるということを自覚しなければなりません。

もっと力をつけなければ。

ぎりぎりの力で、出場するのではなく、
優勝に絡めるくらいの実力をつけて
出場したいなーなんて欲も出てきました。

上を目指して、精進します。

千葉県選手権大会優勝には、いろんな
ラッキーが詰っていました。

まず、同じ週に北信越選手権にもエントリー
していて、１Ｒで敗退していました。
もし勝っていれば、千葉県選手権は棄権していました。

暑い中、パートナーが軽い熱中症にかかり
あと1ゲームでももつれていれば試合続行
不可能で棄権していたかもしれませんでした。

決勝前日の夕方まで、私のレッスンの代理が
見つからず、9割方棄権しようと思っていました。

決勝当日の試合も、ファーストは奪取できましたが
セカンドは、相手に取られてもおかしくない
状況でした。もし取られていたら
ファイナルを戦う気持ちも体力も2人には
無かったかもしれませんでした。

正直、優勝できるような展開に転んでいって
くれたというのが実感です。

でも、勝つ時ってこんなもんなんでしょうか。

ベテランの試合は、簡単に負けることはあっても
簡単に勝つことはありません。
１Ｒ目からきつい相手と戦います。
だからこそ勝った時の喜びは格別なんですが。
辛い・・・。試合中は辛いことが多いですが
それを乗り越えた時の喜びは、癖になりそうです。

ここまで、６大会にて１３試合を戦いましたが
８勝５敗。勝った８勝を振り返っても
楽な試合は１つもありませんでした。

１試合１試合にすべて意味があり
無駄な試合は１つもありませんでした。
負けた試合があったからこそ
次があったと思います。

４月からの数ヶ月を、試合に出場し
本当によい刺激を受けました。
そして・・・テニスの素晴らしさを
改めて認識できました。

当分、試合には出場しませんが、是非また
出たいと思います。

試合で得られたことについては、ちゃんと
テニスノートに記録してあります。

また、試合モード全開で挑めるように・・・。

千葉県テニス選手権大会　ベテランの部４０歳男子複にて
優勝することができました。

決勝当日は、多くの私のファン、いえ、応援の方々が
いらしてくれまして、本当に嬉しかったです。
差し入れを下さった皆さんありがとうございました。

実は決勝前日の夕方の時点まで、私のレッスンの代理が
埋まっていなく、パートナーには、もしかすると
棄権になってしまうかもしれないことを
告げていました。

でも、そこへ私にとっては神様にしか見えない・・・
代理コーチが現れてくれました。

そのお方は、柄田コーチ様です。
現在エストーレホテル＆テニスクラブで活躍されています。
当分は柄田コーチ様とお呼びし、千葉会場へ
いらっしゃった際には、丁重におもてなしなければと
思います。

今回の大会では、暑さとの戦い、相手との戦い、
自分との戦い、大きく分けて３つありました。
日頃インドアでしかテニスをしていない私にとっては
この夏の暑さは、脅威でした。

相手との戦いは、やはりいろんなスタイルのペアが
いるわけです。今回もスローな展開からテンポの速い
展開と様々でした。それにうまく合わせながら
戦っていく難しさをつくづく感じました。

自分との戦いは、勝ちたいと思えば思うほど
思うように体が動かなくなり、ボールを
コントロールできないところです。
１球の重みのプレッシャーに負けないように
打ち勝つにはかなりのタフなメンタルが
必要であることを、イヤと言うほど感じました。
ポイントによっては、逃げ出したくなるくらいの
気持ちになったほどです。

こんな思いをして勝てたから良かったものの
負けていれば・・・最悪です。まさに天国と地獄です。
そういう意味では勝負と言うのは残酷です。

そんな苦労をして勝ち取ったトロフィーです。


優勝は久々です。
誰にも負けずに頑張れたのが優勝です。
とても嬉しい。

ペアの方にも大感謝です。マッチポイントで
相手の横をゆっくりと通り過ぎていったストレートは
魔法のようでした。ありがとうございます。

最後に、ここまでたどり着くまでに、多くの方の
応援、ご協力をいただきました。それがなければ
このような結果には結びつかなかったと思います。
改めまして感謝の気持ちを述べたいと思います。

本当にありがとうございました。
また、頑張ります！