しんどいねん スクールスタッフ日記

今年1月にKen’s四街道に着任してから
ここまで、ボレー中心のレッスンをやってきました。

私がボレーを教える際に、重要視しているポイントを
1つご紹介します。

ボレーと言うとどうしても、早く準備をして
コンパクトに打つということに注意します。
皆さんもそこばかりが、頭にあることと思います。

しかし見ていると、1つ大事なことを意識しないで
ボレーをしている方が多く見受けられるのです。

気付いている方もいらっしゃると思いますが、
ボレーを打ち終わったあとに、「構える」
という意識が薄いと言うことです。

ボレーは、ダイレクトにボールを捉えますので
やはり技術的にも難しいのは確かです。
捉えた角度が、ほぼそのまま結果に繋がるからです。
グランドストロークとちがってスイング中に調整したりすることが
できにくいのです。

そうなるとほとんどの方はテイクバックから打球までを
かなり集中することになると思われます。

そこで、打球後の動きの意識が薄れるのかもしれません。

しかも、速いボレーを打てば打つだけ
返球も速く返ってくるのです。

ということは、打球後の構えを素早くしなければ
それに対応することはできません。

な・の・で　ボレーは、打球後すぐに「構える」と言うところまでが
出来て完了だと思ったほうが良いのです。

ゆえに、打球後に構えが出来ないくらい大きなスイングをしたり
バランスをくずしたりすることは良くないということになります。
（完全にエースを取れるという状況なら大きなスイングでもＯＫだと思います）

逆に言うと打球後の構えを意識して打とうとすることが
良いボレーを打つ秘訣でもあると考えられます。

またそれが出来れば、早く準備してコンパクトに打つ
ということにも自然に繋がっていくと思います。

「構えて終わる」形をどんな場面でも想像してボレーする・・・
（頭では理解していることだと思いますが・・・・・）

一度試してみてください！