しんどいねん スクールスタッフ日記

私が今までで憧れ、尊敬し、お手本にしたいと
思った選手は４人いる。（現役以外）

一人目は、ジョン・マッケンローだ。彼のプレイは
展開が豊富で見ていて飽きない。絶妙のバランス感覚で
ボールを操り相手を翻弄していく。
到底真似のできないラケットさばきばかりだけど、
お手本にしたいと思っていた。


2人目はマッツ・ビランデルだ。
彼はとにかく我慢強いし、しぶといし、頑固である。
その性格がそのままプレイに現れていると思う。
私は両手バックハンドではなかったが彼を見るたび
ダブルハンドに憧れていた。確率の高いテニスで
相手のミスを誘い、精神的に追い込んでいく術を
お手本にしたいと思っていた。


3人目は、マルセロ・リオスだ。
彼は体格には恵まれていないが、相手のボールの
パワーを上手く利用することに長けていたと思う。
何気ないスイングからとんでもないスピードの
ボールが飛んで行く。
どんなボールにもタイミングを合わせる事が出来るところを
お手本にしたいと思っていた。


4人目は、アンドレ・アガシだ。
彼の30歳過ぎてからのテニスは素晴らしかった。
どこに、追い込まれようともバランスを崩さず
エースを狙えるパフォーマンスは見ていて惚れ惚れした。
あのしっかりとした軸とバランスを
お手本にしたいと思っていた。

みんな世界1位になった選手である。
この4人の順位はつけられない。


私がテニスのアドバイスをする時には、必ず彼らを頭に浮かばせる。
好きだから何回もビデオを見ているので、いろんなフォームが
インプットされている。プロのフォームは最高のお手本である。

そのプレイと対比すれば、どんなに上手い方でも穴が見える時がある。
どこがおかしいのかも見えてきやすいのである。

仕事の面でも非常に助かっているので、この4人の名プレーヤーには
足を向けて寝るなんてもっての他である。

って、どの方向にいらっしゃるのかは、分かりませーん！